モルコップの開発経緯
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地球上には100万種以上の菌がいるといわれています。
まだ発見されていない未知の菌を含めるとその数は想像できません。
その中で一般建築に存在されるのは57菌といわれています。
現在問題となっているアトピー性皮膚炎を含むアレルギー性疾患など諸問題の原因のひとつとして「カビ」が考えられています。
カビ・菌類への対策は現在必要不可欠なのです。
当然、「防カビ剤」に対しての関心も高まり、関係商品は数多く世に出ています。 しかしその中にはホルムアルデヒド等の化学物質を含む商品もあり、これがシックハウス症候群の原因と1つとなっております。
その中で私たちはこう考えました。
効果があれば危険でも良いのでしょうか?
安全であれば効果には目をつぶっても良いのでしょうか?
モルコップは「確かな効果」「安心と安全」をテーマに開発した商品です。
カビの脅威
- なぜカビ対策が必要なのか
- カビは、建築材料や生活用品の表面に深く根を下ろしているので、表面のカビを取り除いても残っている根から再びカビが成長します。
又カビは、建材や生活用品を汚染するだけではありません。カビは、居住者の健康に大きな影響を与えているのです。カビが生えた室内には、カビの胞子やカビの排泄物が飛び回っています。
この胞子や排泄物を吸い込むことにより居住者に、
(1)カビアレルギー(アトピー、喘息、鼻炎、結膜炎)
(2)真菌症(水虫、タムシ、シラクモ)
(3)深在性真菌症(気管支・肺にカビが住み着き肺炎に似た症状になる)
を引き起こしますので特に乳幼児、高齢者、病人がいる家庭は注意が必要です。
カビの存在場所は、われわれが良く見る水周り(浴室、洗面、キッチン、トイレ)だけではありません。
通常、ほとんど目に触れない押入れ内、納戸内、畳やカーペット、壁紙の裏面、下駄箱や食器棚の中、家具や壁面との間、エアコン内部にカビが発生しており、その場所からカビの胞子や排泄物を室内に放出しており見えないカビが空気中にただよっているのです。 -
米国デンバーにある「世界微生物災害防止学会(IBDS)」では、一般建築から高い頻度で検出されるカビ細菌の種類は以下の57菌と確認されています。
日本のJIS規格は13種の菌のうち3~5菌に効果が発揮されれば認定されるという点と比較すると日本の防カビ基準は甘いと指摘されます。
またこれらの防カビ試験で使用される被検菌は純粋培養された菌株であり、自然環境に存在している菌(野生菌)と比較するとはるかに弱い菌といえます。
モルコップは上記の57菌・13菌を含む(野生菌を使用)300種以上の菌に効果が実証されていますので、より確実な効果を期待できます。 - 世界微生物災害防止学会で表記している57菌
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菌名 種別 種類 菌名 種別 種類 Alternaria tenuis カビ川崎病原因菌
植物病原性菌Cladosporium
sphaerospermumカビアレルギー原因菌
植物病原性菌
基材の劣化汚染Alternaria brassicicola カビアルテルナリア症原因菌
植物病原性菌Trichoderma koningii カビアレルギー原因菌
喘息原因菌
木材、紙、繊維を分解Alternaria alternata カビアレルギー原因菌
喘息原因菌
皮膚病原因菌Trichoderma T-1 カビアレルギー原因菌
アレルギー原因菌
セルロース分解菌Aspergillus niger カビ肺アスペルギルス症原因菌
植物病原因菌
有機酸生成
焼酎に利用Trichoderma viride カビカビ毒産生菌 Aspergillus flavus カビかび毒産生菌
日和見病原性菌
肝癌原因菌Phoma glomerala カビ植物病原性菌
食品汚染菌Aspergillus versicolor カビかび毒産生菌
肝癌原因菌Phoma terrestius カビ植物病原性菌
食品汚染菌Aspergillus oryzae カビ麹菌 Pullularia pullulans カビ植物のすす病原因菌 Aspergillus fumigatus カビアレルギー原因菌
肺感染症原因菌
痙攣原因菌Geotricham candidum カビ呼吸器障害原因菌 Aureobasidium pullulans カビ日和見病原性菌
皮膚病原因菌
有機酸生成
アルコールを好むGeotricham lactus カビ呼吸器障害菌 Fusarium moniliforme カビ角膜真菌症原因菌
野菜腐敗菌Pestalotia adusta カビ植物病原性菌
食品汚染菌
リング、ビワ汚染菌Fusarium semitectum カビ角膜真菌症原因菌
視力障害原因菌Pestalotia neglecta カビ植物病原性菌 Fusarium roseum カビかび毒産生菌
循環器障害原因菌
生殖器障害原因菌Monilia fructigena カビ低温菌 Fusarium solani カビ造血障害原因菌
循環器障害原因菌
生殖器障害原因菌Chaetomium globosum カビアレルギー原因菌 Fusarium oxysporum カビ日和見病原性菌
循環器障害原因菌
生殖器障害原因菌Epicoccum purpurascens カビ植物病原性菌
食品汚染菌Rhlzopus nigricans カビ内臓真菌症原因菌
フマール酸生成
ステロイドホルモン剤に利用Acuremonium charticola カビ日和見病原性菌
水環境汚染菌
抗生物質に利用Rhizopus storonifer カビ植物病原性菌
有機酸生成
発酵食品に利用Wallemia sebi カビアレルギー原因菌
高糖性食品汚染Penicillium citrinum カビかび毒産生菌
腎癌原因菌Botrytis cinerea カビ植物病原性菌 Penicillium expansum カビかび毒産生菌
腎癌原因菌
神経障害原因菌Candida albicans 酵母日和見病原性菌
表在性、深在性カンディダ 症原因菌Penicillium funiculosum カビ食品汚染菌 Saccharomyces cerevisiae 酵母イースト菌 Penicillium lilacinum カビ角膜真菌症原因菌 Streptoverticillium reticulum カビ放線菌 Penicllllum nigricans カビ角膜真菌症原因菌 Bacillus subtilis カビ枯草菌
水系塗料汚染Penicillium frequentance カビ角膜真菌症原因菌
畳、皮革に発生しやすいBacillus megaterium 細菌枯草菌 Penicillium citreoviride カビかび毒産生菌
神経障害原因菌
乾燥穀物汚染Staphylococcus aureus 細菌院内感染菌
黄色ブドウ球菌Mucor racemosus カビ日和見病原性菌
食品汚染菌
アルコールを好むProteus vulgaris 細菌変形菌 Trichophyton mentagrophytes カビ体表感染菌
水虫、たむし原因菌Pseudomonas aeruginosa 細菌院内感染菌
緑膿菌
ヤケド後の感染Nigrospora oryzae カビ食品汚染菌 Pseudomonas fluorescens 細菌院内感染菌
緑膿菌Cladosporium resinae カビアレルギー原因菌
好湿性
アルミ腐食原因菌Salmonella typhimurium 細菌ネズミチフス菌 Cladosporium herbarum カビ植物病原性菌
好湿性Escherichia coli 細菌大腸菌 Cladosporium caldosporioides カビアレルギー原因菌
植物病原性菌
基材の劣化汚染